結論:Meta広告の成果を比較するときは、数字だけでなく、アトリビューション設定を列名や注記に残す。「7日間クリック」など集計条件が違う数字を同じ系列として比べない。
アトリビューション設定とは
広告への接触後、どの期間・どの種類の接触までを広告成果として扱うかを定める条件だ。同じ購入でも、設定やレポートの条件が違えば、Meta上の成果件数が変わる場合がある。
レポートに必ず残す情報
- 使用したアトリビューション設定
- 集計期間
- Ads ManagerかAPI・外部ツールか
- 成果イベント名
- タイムゾーンと通貨
- 設定を変更した日
前年・前月比較で起きる問題
過去のレポートと現在のレポートでアトリビューション設定が違うと、広告の実力が変わっていなくても成果件数が増減して見える。比較表では、異なる条件の列を同じ名称にしない。
例として、列名を「購入数」だけにせず、「Meta購入数(7日クリック・1日ビュー)」のように条件を含める。利用できる設定名称は実際の管理画面で確認する。
Ads Managerと外部レポートが合わないとき
- 同じ日付範囲か確認する
- アカウントのタイムゾーンを確認する
- 成果イベントを確認する
- アトリビューション設定を確認する
- API取得時のフィールドと内訳条件を確認する
- 取得時刻による反映差を確認する
差があるという理由だけで、どちらかが誤りとは決めない。条件を揃えてから差分を見る。
ビュー経由成果をどう扱うか
広告を表示した後の成果と、広告をクリックした後の成果は、ユーザー行動の意味が同じではない。ビュー経由を含める場合は、そのことを明記し、サイトの実売や他の分析ツールも合わせて判断する。
仕様変更へ備える保存方法
管理画面やAPIで選べる期間・内訳は変更されることがある。長期比較に必要な場合は、集計条件を付けたCSVや確定レポートを定期的に保存する。保存した数値を、後から現在の設定で再取得した数値と混ぜない。
まとめ
Meta広告の成果は、集計条件を伴う数字だ。アトリビューション設定、期間、取得元を記録し、同じ条件の数字だけを比較する。
参考:Meta Business Help Center「About attribution models and attribution settings」、Marketing API Insights、Marketing API Changelog
